嬉しかったこと

佐々木です。
もう12月。クリスマスソングも聞こえてくる季節になりました。

今日は先日修理させてもらった軽トラのことを。
ご来店時から、難解な修理になりそうだな、という予感。
「一時間ぐらい走ると力がなくなって走れなくなる」

軽トラで力がなくなるときは各シリンダーごとについているイグニッションコイルの場合が多いのでそれかな、なんて思っていたけど色々お話を伺っていると症状が出ている時はアイドリングは安定していて発信時にガクガクしたりすることはないとのこと。
走っていると吹けなくなり路肩に止めて二、三回空ぶかしをすると直っていたがこの日は直らず当社にご連絡をいただいた、という次第。
メーター内のオーバーヒートを示すランプも点かないということだし、チェックランプも点かないようだ。
となると一時間走った熱でエンジン内のクリアランス(隙間)が規定値(基準値)からずれて圧縮不良?いやいやそうなったら二、三回の空ぶかしでは直らないな。
燃料ポンプの不良でガス欠気味になった?いやいやそれならガクガクするはずだな。
そういえば昔マフラーが詰まっていた車があったな。でもその車は常時症状が出てたな。
バキュームセンサー?
カムセンサーかクランクセンサー?
ん〜。。。どれもつじつまが合わないな。

こんな時は頭で考えるより手を動かそう。
これは修業時代からの教訓。修理書や配線図と睨めっこしてわからない時は考えられる作業をやってみる。そうすると、「へぇ〜、これが壊れるとこんな症状になるんだ〜」ってことがある。

僕はまだこの会社にお世話になってまだ一年だけど僕のやり方でやらせてもらって無事完了。

時間もかかったし、フロントメンバーもヤキモキしたと思う。お客さんも車に乗れない時間を我慢させちゃった。
でも今までと違うアプローチの修理方法で予算は最小限に抑えられたし自信を持ってお客さんに説明できる結果を出せた。

後日、調子伺いの電話をすると「絶好調です!」って最高の褒め言葉をいただけました。
しかもわざわざ今年の新米を届けてくれて。

お客さんのために、って頑張って。その結果がきちんと出てお客さんに喜んでもらえた。
すごく色んなことを考えさてもらった修理だけどすごく嬉しかったのでアップさせてもらいました。
Nさん、ありがとう。
(色んな思いがよぎった内容なので書いては修正、書いては修正を繰り返したので文章がおかしいところがあるかもしれませんがお許しください)

これからも今までの知識と経験でお客さんのために仕事に頑張ります!

   

この記事を書いた人

佐々木 教之
佐々木 教之
音楽とラグビーが大好きです!

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