検査主任研修 技術編に参加してきました!

佐々木です。
今日は会社を代表して(というか現場代表として)検査主任講習に行ってきました。

前職では検査主任とは違う任を頂いていたので今回とは違う研修に参加していましたが
今回、この研修に参加して驚きの連続でした。

前職での研修では法令編と技術編を一日(正確には半日)で終了、という研修でメインは法令でした。新技術も含め技術編は最後に説明、という感じでした(それでも非ディーラー系の修理工場としては重要な情報収集の機会でしたが)。

今回の研修は
(コロナ禍、ということもあると思うのですが)
一年前に行った(あれから一年経つんですね〜)法令編とセットの技術編を今日行った、という感じのようです。

前置きが長くなりましたが、今回の技術編は最近では標準装備となりつつある「自動ブレーキ」を含めた「衝突軽減装置」のカメラについての関連作業でした。

上記のカメラについては交換や脱着をした場合にご使用のおクルマとのマッチングを合わせる作業(エーミング)が必要となります。板金等の修理後、これを行わないとせっかく搭載されている「衝突軽減装置」を万が一の時に正常に作動せずに大変な事態になってしまうことが予想されるわけです。

このシステムが出始めた時のエーミング作業はものすごく限られた設備を持った工場でしか出来ない内容でしたが今日の研修を受講してみるとシステムの進化した現段階では僕らのような会社でも出来そうな感じでした。
(実際に全てのおクルマのエーミング作業が出来るかどうかは資格や認証を取得しなければならないので準備期間が必要となりそうです)

しかも作業中に「ん?」や「あれ?」とフリーズしてしまいそうな場面での回避方法も独自に調べて僕らに伝えてくれていました。

今回はエーミング作業のことはもちろんですが講師の皆さんが参加している人たちの目線で研修を組み立ててくれたことが一番の学びでした。

非ディーラー系の僕らのような会社にもディーラーさんと同じような修理ができるようにこういった研修を開いてくれた整備振興会の皆さんに感謝です。
そして現場を空けて参加させてくれた会社にも感謝。

僕も、自分の持っている知識や経験(技術はそれ程でもないので省略)をフル回転させて、必要としてくれる方々に恩返しも含めて精一杯取り組ませてもらおうと思いました。

   

この記事を書いた人

佐々木 教之
佐々木 教之
音楽とラグビーが大好きです!

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